仏道修行はひとりのお師匠さんにお支えしなければ成就しませんので、ご縁があった師匠に礼儀を尽くすのですが、しかし、師匠と同じことをするだけではどうにもなりません。真似ごとではだめなのです。自分自身の人生を自分自身で工夫して、気持ちが軽やかに、幸せに、明るくなるように、そして、どんなことにも執われない心をつくらなければなりません。それは個々人の創意工夫です。しだがって、たくさん弟子がいても、結局は別々の道を歩いていくことになります。
・出典
忘れて捨てて許す生き方/塩沼亮潤、日々を生きる、礼節の意味、p159
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