2015年1月19日月曜日

本物の仕事というもの 心/高田好胤

 自分さえよければよしとする小さな利害にとらわれず、永遠なる彼方、遥かなる彼方に向かって無心に事業を押しすすめて行く。こういう心がなかったら、本当の仕事というのはできないのではないでしょうか。
 そうして、そういう人の姿を見て心から感動する。この心からの感動するという素直な気持ちも大切だと思います。現代はストレス時代といわれ、あまりにも刺激が多すぎます。だから、ちょっとやそっとのことでは心を動かさない。これが昂じて行けば感情のない人間、心のない人間となり、それはもはや人間でさえない。感動すべきときに感動するという心の素直さを持ちつづけることも大切なことだと思います。


・出典
心/高田好胤、第 Ⅰ 章 心に種をまく 見えざるものへの努力、p53.54

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こんな仕事がしたいけれども、時間とお金、数字に追われている今の社会では難しいのかな。世の中の流れ、もっとスローにならないかな。ならないなら、この流れに対応するために変化しないといけないけど・・・。

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