2015年1月28日水曜日

まず、自分が変わる 忘れて捨てて許す生き方/塩沼亮潤

 自分がいま与えられている状況のなかで、善きこともそうでないことも、全てを自分自身の心の成長の糧として、とらわれず、淡々と、ただあるがままに、人としての道、それに従って生きていくところに、本当の自己が実現します。自分自身の人生を光ある道に変えていくか否かは、今日、このときの生き方にかかっているのです。一日一回でもいいのです。自分が「嫌だな」と思う人に、笑顔を向けたり優しい言葉をかけてみてください。はじめはむずかしくとも、くりかえし試していると、それがきっかけで打ち解けあうこともできるでしょう。(中略) どんなことがあっても、人を恨まず、嫌わず、広い心で許す。この寛恕の心がまわりまわって穏やかな心となって人生に返ってきます。相手を変えるのではなく、まず、自分が変わったときに、何かが変わりはじめます。善悪や是非では決着はつきません。心の扉を開いて、明るく楽しくほほえんで、人生を楽しんだ方がいいと思います。

・出典
忘れて捨てて許す生き方/塩沼亮潤、まえがき、iii,iv

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