目先のことだけを考えて、賢く振舞う人々が、今日の世の中をどんなにすみづらくしているでしょうか。これは家庭でも職場でも同じことです。薄情な猛烈主義とか出世主義を信じている者からみれば、人の嫌がる仕事をコツコツと努力する人は馬鹿に見えるでしょう。だが、そういう人が所謂「賢い人」よりも、いざというときには腰をぬかさないですむのです。本当にここ一番というとき、家のため、会社のため、国のためになる人なのです。
今日の世の中にはあまりにも最小の努力で最大の効果をねらう者が多すぎます。努力するのはなるべく少なく、得るものはなるべく多く、これが能力主義という名のもとに行われているわけです。
だが最小の効果を上げるためにも最大の努力を惜しまない、その精神の大切さ、(中略)。そして、それが現在の私の人生観となっているのです。
・出典
心/高田好胤、第 Ⅰ 章 心に種をまく 見えざるものへの努力、p40~42今日の世の中にはあまりにも最小の努力で最大の効果をねらう者が多すぎます。努力するのはなるべく少なく、得るものはなるべく多く、これが能力主義という名のもとに行われているわけです。
だが最小の効果を上げるためにも最大の努力を惜しまない、その精神の大切さ、(中略)。そして、それが現在の私の人生観となっているのです。
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・相反記事
アリとキリギリス ウサギとカメとトコちゃん/所ジョージ
相反記事と合わせて読むとどうすればいいか分からないくなる。そういう時は、自分はこっちと決めて人生を進んで行く方が良い、というようなことを鈴木敏夫さんが言っていた。
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