「自分のカネを使ってる人間かどうかは、登場した時のオーラでわかる。そこはある種、ある部分の人間の品位を現す量りだから」
俺、やっぱりせこいやつとは友達になりたくないよ。
それが一番分かるのはね、カネ払うとき。カネ払うときなんだけど、でも飲みにいくまでもなく、自分で払いたいタイプなのか人に払ってもらいたいタイプなのか、仕事の現場で会ったときにだいたい分かるよ。これはハッキリ分かれてるから。もう、登場した瞬間に分かる。登場したときのオーラで分かるよ。全然違うもん。
で、実際に飲みにいったらその正解が分かる。あいつは奢ってるな、あいつは奢られてばっかりだな、あいつはたまに奢ってるな、とかそういうのが全部分かるわけだからさ。そういうところを俺はしっかり見てるから。
そこをチェックするともうモロに人間が見えるよ。
それを見て、こいつは俺と同等の付き合いだなとか、こいつはもう見下ろしだな、みたいなものが決まるのよ。俺らはそういう量り方しかないからね。
カネ出さないやつは見下ろすよ、俺。当然でしょ。
カネに対してどういう態度かっていうのは、ある種、ある部分の人間の品位を現す量りだから。いや、これはカネがないからダメで下品ってことじゃないんだよ。その人間の立場や稼ぎに対してどうしてるかを見るわけだからね。その時々の状況によってそれは変わる。その立ち居振る舞いで、自分のことを分かってる人は上品なんだよ。でもそこが下品なやつはもう見下し決定だよ。そんなやつとは付き合いたいくないから、切り捨てていくね。
・出典
早起きは「3億」の徳/哀川翔、第五翔 カネの激変、p172,173
・関連場所、商品
0 件のコメント:
コメントを投稿