2015年2月3日火曜日

食べたいときは子どもが決める いなほ保育園の十二ヶ月/北原和子 聞き書き 塩野米松

 園で遊んだりするほかに、大事なことはおやつとお昼ご飯ですね。簡単に言っちゃえば、食っちゃ寝で、あとは遊んでいればいいんです。
 食事の時間は時計で決めていないです。子どもは全部体内時計持ってるんです。そういうのがないと人間がおかしくなっちゃうから。今は、全然そういうサイクルじゃないのに食事を押しつけるから、ねじが外れんちゃうんですよ。
 運動もしてないのに「ほい食べろ」、発散が足りてないのに「ほい昼寝しろ」って言っても無理です。
 私たちは、子どもがいま食べないとだめとか、今はたべないでもこうしていたいって、子どもが決めてるから快適なんです。

・出典

保育の基本は食べ物(2006年12月)、体内時計、p8

時間でなんでも区切ってしまうということを、もう一度考えさせられます。

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