2015年2月7日土曜日

運動は日常生活に組み込む 早起きは「3億」の徳/哀川翔

「子供を両手で一人ずつ抱いていたら、腕の筋肉がパンパンになった。わざわざ時間とカネを使ってジムに行かなくても、活発に日常を過ごし、自分の役割を見つけてよく動くうちに、自然と体は鍛えられる」

 おかげ様で俺は09年で48歳になるけど、別に太ってくることもないし筋肉も衰えていない。
(中略)
 そもそも俺はジムに通ったり、トレーニングルームを作って筋トレやったりとか、敢えて体を鍛えるってことはとくにやってきてないんだ。(中略)
 なんせ会えて筋トレして鍛えなくても、生活の中で筋肉が自然につくから。
 下の子供たちがちっちゃい頃は、両腕に子供抱いていたら自然に筋肉がついて、腕パンパンになってたし、食料を買い出しにいっても、ウチの買い物袋の量はハンパじゃないから。
 人数多いと量が多いから、まぁすごいよ。一回買い物に行くと、食材だけで3,4万円使うから。食料がびっちり入った買い物袋は重い。それを3個も4個も持って歩くとむちゃくちゃいいトレーニングになるよ。もう、店から車にいれるだけでもしんどいし、車から家にいれるだけでむちゃダルイもん。
 そうやって買った食材も3日でなくなるから。もういやになるよ! 早い。でも食べに行ったら一食で3,4万はかかるけど、買い物に行けば3日か4日かはそれで暮らせるからね。だから3日に一回はその動きをするわけで、これは経済的にもいいし、体にとっても動きになるんだよ。
(中略)
 だいたい大人って、みんなどんどん動かなくなっていくでしょ。そういう自覚があるからこそ一念発起してジムに行ったりしてるのかもしれないけど、そんな動きは無駄なんだよ。経済的にも無駄だし、心も無駄なもんだらけよ。
(中略)
 だから敢えてなにかをするんじゃなくて、普段の生活で怠慢こかずに、日常生活をもっと活発に利用して体を鍛えるのが一番だと思うよ。

・出典
早起きは「3億」の徳/哀川翔、第二翔 効率の激変、p80~82

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