2015年2月7日土曜日

基本は親中心 早起きは「3億」の徳/哀川翔

「基本は子供じゃなくて夫婦中心。大人が楽しそうにやってるのを見て、子供は自分も仲間に入りたいと思う。それが大人と子供のコミュニケーションじゃない?」

 生活のリズムや食事とかは子供に合わせたほうが元気になるからいいと思うけど、基本的にウチは親中心なんだよ。だからいろんなことに早朝から子供も付き合わせてるよ。
(中略)
 子供中心の家っていうのは、子供のレベルに合わせて釣り堀に行くようなもんだよ。そんなの馬鹿みたい。だいたいちょっとくらい危ない目にあわしてやりゃいいんだ。すんごい波のところにつれてってさ。そしたら自分で考えて行動できるようになるから。波を見て「今日はお前やめたほうがいいんじゃねえか」とか、そういう会話ができるようになる。
 ただ絶対嫌いにさせちゃいけないからね。ある程度の子供の様子を見つつ、トラウマになるような危ないことはさせない。
 大人たちが楽しそうにしてると、子供も参加したくなるじゃん。そうやっていろいろ経験するなかで好きなことや得意なことを見つけていけば、それが立派な教育になるでしょ。別に教えてやろう、とかじゃなくて俺のやりたいことに引きずり込んでる感じ。本来、それが親と子供の関係として普通じゃないの?子供中心だと本末転倒な感じがするね。

・出典
早起きは「3億」の徳/哀川翔、第三翔 家族の激変、p96~98

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子供は宝だといって大切にしようという風潮があるが、「大切=子供中心」ではないことを考えないといけないな。大切にするってどういうことでしょうね。

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