2015年2月3日火曜日

上がよければ、必ずよくなる いなほ保育園の十二ヶ月/北原和子 聞き書き 塩野米松

 上がよければ、必ずよくなるんです。
 だから上の位置は重大なんです。卒園のとき、どういう姿で卒園したかがね。早い話が、人類の縮小版やっているだけですよ、私たちは。
 人間はいつも、そのまた上の良き人の姿を見ながら追っていくんです。煎じ詰めていけば、みんなずっと良しとしているものを受け継いできたし、またその下に継いでいきながらね。一番上は星なんだと思うんですよ。で、だんだんだんだん、そのものを見ていくというふうに。「いなほ」で暮らしているものは、この中のそれぞれを見ながら、少しでも奪い取れるものを奪い取りながら成長していっているんだと思うんですね。

・出典

保育の基本は食べ物(2006年12月)、体内時計、p8

今の日本の社会も上の良き人の良しとているものを受け継いできたのでしょうか? そうだとしたら、こんなもんなんでしょうかね・・・。分かりません。

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